ごあいさつ
公益財団法人
北海道新聞社会福祉振興基金
理事長 宮口 宏夫
北海道新聞社会福祉振興基金は1965年(昭和40年)、北海道内の行政、経済、社会福祉などの各分野を代表される方々が集まり、財団法人として発足いたしました。当時の北海道は国の北海道総合開発計画の伸展に伴い、目ざましい発展の途上にある半面、福祉の分野では社会福祉法人や民間団体などの財政的基盤がまだ弱く、その解決が大きな課題となっていました。
基金は、「福祉を道民全体で支えよう」と北海道新聞社拠出の1千万円を基本財産にスタート。北海道から6千万円の出資も受け、基金の基礎が築かれました。その活動を支えているのは道民や企業の皆さまからの思いやりの心です。2023(令和5年)3月末までの寄付金累計額は41億2,889万円に達しています。
こうした貴重な浄財は、ひとり親家庭や児童養護施設から通う高校生らの奨学金をはじめ、民間社会福祉施設の運営、ボランティア団体の活動支援などに充てられています。
道民の福祉向上に寄与するという使命は、子どもの7人に1人が貧困状態にあったり、格差社会の問題が指摘されたりする昨今、ますます大きくなっています。過疎や高齢化に伴う医療・介護問題、各地を襲う地震や風水害の被災者支援など、私たちが手を差し伸べるべき分野もまだまだ多くあります。
創設以来引き継がれてきた精神を忘れず、時代とともに変化する道内の福祉環境に対応しながら善意の輪を広げ、社会福祉事業の発展に貢献し、皆さまの期待に応えてまいります。それには道民の方々のご協力が欠かせません。これからもご支援を心よりお願いいたします。
役員
(2024年=令和6年6月6日現在)
- 職名
- 氏名
- 所属
- 理事長
- 宮口 宏夫
- 北海道新聞社代表取締役社長
- 副理事長
- 長瀬 清
- 北海道社会福祉協議会会長理事
- 常務理事
- 佐保田 昭宏
- 北海道新聞社執行役員経営管理局長
- 理事
- 山谷 智彦
- 北海道保健福祉部福祉局長
- 理事
- 出井 浩義
- 北海道市長会事務局長
- 理事
- 大友 芳恵
- 藤女子大学教授
- 理事
- 柴田 達夫
- 北海道町村会常務理事
- 理事
- 野 祥子
- 北海道女性団体連絡協議会会長
- 理事
- 杉原 伸哉
- 北海道新聞社会福祉振興基金事務局長
- 監事
- 小松 祐司
- 札幌市社会福祉協議会事務局次長
- 監事
- 長谷川 稔
- 北海道民生委員児童委員連盟常務理事・事務局長
- 評議員
[代表幹事] - 水野 信治
- 北海道新聞社経営管理局次長
- 評議員
- 佐藤 裕人
- 北海道身体障害者福祉協会事務局長
- 評議員
- 成澤 元宏
- 札幌市保健福祉局障がい保健福祉部長
- 評議員
- 成田 達哉
- 北海道共同募金会事務局長
- 評議員
- 久保田 聡
- 北海道地域活動振興協会常務理事・事務局長
- 評議員
- 澤田 信孝
- 北海道新聞社編集局次長兼報道センター長
- 評議員
- 福澤 郁代
- 北海道新聞社事業局事業センター担当部長
- 評議員
- 佐藤 隆久
- 北海道社会福祉協議会常務理事
- 評議員
- 渡辺 明彦
- 日本赤十字社北海道支部事務局長
定款と役員報酬規程
公益財団法人 北海道新聞社会福祉振興基金 定款 (PDF 298KB)
役員等の報酬に関する規程 (PDF 40KB)
事業計画と収支予算
第60期/2024年(令和6年)4月1日~2025年(令和7年)3月31日(PDF)
事業報告書と決算報告書
第59期/2023年(令和5年)4月1日~2024年(令和6年)3月31日(PDF)
第58期/2022年(令和4年)4月1日~2023年(令和5年)3月31日(PDF)
第57期/2021年(令和3年)4月1日~2022年(令和4年)3月31日(PDF)
第56期/2020年(令和2年)4月1日~2021年(令和3年)3月31日(PDF)
第55期/2019年(平成31年)4月1日~2020年(令和2年)3月31日(PDF)
第54期/2018年(平成30年)4月1日~2019年(平成31年)3月31日(PDF)
第53期/2017年(平成29年)4月1日~2018年(平成30年)3月31日(PDF)