北海道新聞社会福祉振興基金は評議員会(3月14日付書面決議)で、新年度の事業計画と予算が承認されました。このホームページの「福祉基金について」に事業計画書と予算書を掲載しています。
2021年度（第57期）は、事業費の約3分の2に当たる4634万円を返済不用の給付型奨学金に充てます。ひとり親家庭の高校生への奨学金は264人分1584万円、工業高等専門学校生への道新ウェルネット奨学金は1220万円を計上しています。特別支援学校高等部の生徒へは70人分420万円、児童養護施設の高校生には総額で700万円、同施設やファミリーホーム、里親家庭から進学する高校生への支援金も550万円を用意しました。また、交通遺児への奨学金に使われる北海道交通遺児の会への助成も100万円としました。私立高校生への緊急経済支援として60万円を計上しました。
道内の福祉団体やグループなどの福祉活動への助成や、小規模就労支援事業所の器具備品助成も、合計650万円を予算づけしました。その他、ボランティア奨励賞なども例年通り実施する予定です。
