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福島県から一時保養の親子を食事会に招待

道新福祉基金は、東日本大震災被災地の親子を夏休みに道内への一時保養に招待する事業を支援しています。受け入れている道内のボランティア9団体を通じて、親子の道内への交通費を助成しているほか、4団体をサッポロビール園での食事会に招待しています。

このうち、福島の子どもたちを守る会・北海道(山口たか代表)は7月26日から8月6日まで親子28人を受け入れています。札幌市南区八剣山にある同会の保養所「かおりの郷」と定山渓の「渓流荘」に宿泊してもらい、小樽市蘭島での海水浴も1泊2日で実施しました。8月2日夕には、サッポロビール園でジンギスカンを味わいました=写真=。

事故の起きた福島第1原発から35キロの福島県いわき市に住む母親は、友人に勧められて初めて参加しました。放射能が心配で、「ふだんは外遊びさせていません。北海道に来て川や海で遊ばせられて良かった」。小学生の女児も「海に入れたのが一番楽しかった」と話していました。

2018守る会