本年度下期の奨学金を支給した礼状が、道内の児童養護施設や、ひとり親家庭から続々届いています。
当基金は、道内のひとり親家庭の高校生206人に北海道母子寡婦福祉連合会を通じて計618万円を贈りました。児童養護施設に在籍する高校生331人全員に計350万円を各施設を通じて支給しました。
胆振東部地震で現在も避難住宅に住む母子からは「住宅全壊の後かたずけを行いながらの日常生活で、今後どのように生活を立て直していくか思案中です。子供は将来に向かって勉学に励んでおります。ありがとうございます」という礼状を受け取りました。
児童養護施設柏葉荘(札幌)からの礼状には、「このお金は自動車運転免許取得や退所後の自立に向けた準備に使わせていただきます。当施設も6人定員の地域小規模児童養護施設2施設を運営し、今後もさらに児童養護施設の小規模化と地域分散化に取り組んでいきます。子どもたちに、より家庭的環境を与えるために使わせていただきます」と書いてありました。