北海道自閉症協会オホーツク分会は11月18日、北見工業大で、道教大付属特別支援学校(函館)の太田千佳子副校長を講師に、自閉症や発達障害児にかかわる保護者・教師・支援者の効果的な連携の在り方を学びました。
オホーツク管内から教職員や保護者、支援者ら約100人が参加。当基金の助成金(8万6千円)を受けて実施しました。太田さんは「お互いをわかりあうことで、察することができる」「本物の伝え合いをするために、専門用語を使わない会話をして、今、困っていることを率直に話す」ことを勧めました。また、出来事だけ伝えるのではなく、それに先立つ要因や本人の気持ち、今後の自分の方針、予測まで一連の流れを伝えて初めて生きた情報となる、と述べました。
参加者の感想として「支援の内容ばかり気にしがちですが、実はそこに至るまでのプロセスが大切なんだということを改めて実感しました」「とても充実していて、今、悩んでいることが少しスッキリした」などが寄せられました。講演の様子は下をクリックするとご覧になれます。