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今夏の震災被災者道内保養、感想と写真

 当基金が東日本大震災の被災者を夏の北海道への一時保養に招く事業に取り組んで6年目になります。被災地からの親子の交通費を1人1万円を上限に助成しました。

 受け入れた道内のボランティア8団体からの報告書が出そろいました。このうち、福島の子どもたちを守る会・北海道は、10家族28人を7月27日から8月7日までお世話しました。参加者は旭山動物園を見学したあと、2班に分かれ、札幌市内での農業収穫や自然の中の散歩、小樽市蘭島での海水浴などを体験しました。当基金がサッポロビール園でのさよならパーティーに招きました。感想文と写真を紹介します。

 「あっという間、でもとても密度の濃い夢のような12日間でした。3人の娘たちものびのびと過ごし、たくさんの笑顔を見せてくれました」

 「北海道に保養に来れて本当に良かったです。福島でできない外遊びや海水浴ができて、本当にうれしかったです」

 「皆様と作った思い出は、10年後、百年後もぼくのささえになると思います。つらいことはあるけれど、これからもみなさまのささえと共に歩んでゆきたいと思います」

農業体験蘭島海水浴川遊び