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コスモス奨学金の受給生を決定

障害のある高校生を支える道新コスモス奨学金の本年度受給生が6月20日、札幌市の道民活動センターで開かれた同奨学金運営委員会で決まりました。

昨年度まで道内の高等養護学校を中心にした19校が対象でした。それ以外の学校からも要望が寄せられたため、本年度は高等部のある特別支援学校(高等養護学校、高等支援学校、視覚支援学校、高等聾学校、養護学校など)全校の生徒数3,547人を奨学生の予算枠64人で割った値を基に配分し直しました。生徒55人に1人の割合となります。その結果、辞退を除く32校に各1~4人を配分しました。昨年度まで配分のなかった14校が新たな対象になりました。

この日の委員会では、運営要領を改正したあと、各校から推薦された生徒について、家庭状況や推薦理由を基に審査しました。経済的に厳しい家庭で、通学費や実習代、寄宿舎費、修学旅行費、身の回り品購入などに充てたいという希望が多く、事務局案通り64人の奨学生を決めました。奨学金は年間6万円、返済不要で、半期ごとに学校を通じて支給されます。