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胆振東部地震義援金の流れ(募集と寄付者名の公表要領)

9月6日未明に発生した北海道胆振管内東部を震源とする胆振東部地震は、土砂崩れや家屋倒壊などで41人が死亡し、一時避難者も多数に上る大きな被害をもたらしました。北海道新聞社は11月30日(金)まで、北海道新聞社会福祉振興基金を窓口に義援金を募集しています。

 ◇義援金の流れ

 受け取った義援金は、事務経費に一切充てず、全額を北海道災害義援金募集委員会に送ります。同委員会は道内のマスコミ各社と道社会福祉協議会、道共同募金会、連合北海道、日本赤十字社北海道支部の21団体で構成され、事務局は日赤北海道支部にあります。会長は、日赤道支部の伊藤義郎支部長です。同じメンバーで、北海道災害義援金配分委員会を開き、配分先と金額を決めます。同配分委員会の事務局は、北海道保健福祉部地域福祉課に置かれています。

 各団体に寄せられた義援金はいったん、日赤道支部に集められ、そっくり、配分委員会事務局の道庁に送られます。道は、各市町村の被害状況調査結果を基に、配分案を決めます。すでに第1回配分委員会が9月25日開かれ、9月21日までに北海道災害募集委員会に寄せられた1億187万1,998円の約3割にあたる3,015万円を第1次分として被災地の11市町に送ることを決めました。このあと、第2次は11月、第3次は2019年5月に送金されます。義援金を各市町村経由で被災者に送る費用を義援金から支出することはありません。義援金の配分結果については、その都度、新聞などを通じて公表します。

 ◇受付口座

 ゆうちょ銀行 02730-5-76823 加入者名は「道新福祉基金」。払込料金は各自ご負担。寄付金は税法上の控除対象となります。払込取扱票通信欄に「胆振東部地震義援金」と記し、領収証の送り先を書き添えてください。(匿名希望の場合は匿名と明記)。主に、10万円以上を送金する場合は、窓口で本人などを確認する書類を求められますので、事前に各郵便局か、ゆうちょコールセンター(0120 108 420)へ問い合わせることをお勧めします。コールセンターは平日8:30~21:00、土日祝日9:00~17:00に営業しています。

◇寄付者の公表 寄付者の市町村と氏名金額を道新福祉基金のホームページに掲載しています。福祉基金への通常の寄付は、新聞紙面に掲載しますが、義援金は紙面には掲載しません。ただし、義援金のほかに、道新福祉基金への寄付金もいただける場合は、通常の寄付と同様に、総額が30万円以上なら北海道新聞の全道版に、30万円未満なら地方版に掲載します。

◇問い合わせ先 電話011・210・5751、ファクス011・210・5759、メールはこのホームページの問い合わせフォームへ。