北海道新聞社会福祉振興基金は27日、定時評議員会を開き、2018年度(第54期)の事業報告、収支決算などを承認し、任期満了などに伴う理事4人、監事1人、評議員1人の選任を決めました。
事業報告によると、募金事業では、1,828件、2億3,336万円の寄付が集まりました。これは設立以来54年間の最高額。このうち西日本豪雨救援金と胆振東部地震義援金が79%を占め、全額を被災地に送りました。
助成事業の中心は、返済不要の奨学金で、道内のひとり親家庭や児童養護施設、特別支援学校の高校生、工業高等専門学校生らに計4,247万円を贈りました。
事業報告書と決算書は、当基金ホームページの「福祉基金について」にアップしました。新たに就任した役員は、評議員の竹村真一・札幌市障がい保健福祉部長と、監事の菖蒲信也・北海道民生委員児童委員連盟常務理事・事務局長です。