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長万部の特養で道新福祉基金コンサート

【長万部】札幌交響楽団(札響)の団員4人による「道新福祉基金コンサート」が6日、町平里の特別養護老人ホーム長万部慈恵園で開かれ、入所者など100人が弦楽四重奏の調べに聞き入った。
 道新社会福祉振興基金と北海道共同募金会の共催で、コンサートは道内の福祉施設などで行っている。
 演奏はバイオリン、ビオラ、チェロの構成で、モーツァルトやハイドンのクラシックから、「北国の春」「津軽海峡冬景色」などの歌謡曲まで6曲を披露。アンコールにも応えると、入所者から盛んな拍手が送られた。加藤純子(すみこ)さん(91)は「札響の生演奏を聴くのは30年ぶり。とても幸せな気分になった」と振り返っていた。(滑川剛通信員)
 
 
【写真説明】札響の演奏に耳を傾ける入所者長万部での札響アンサンブル