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道新花火大会、福祉席の障害者も感動

  7月28日夜に札幌豊平川河川敷で開かれた「2017道新・UHB花火大会」の福祉観覧席では、障害のある方やその家族らが、迫力満点の花火を見上げました。

 福祉観覧席はKDDI北海道総支社の協賛で当基金と北海道新聞社が設置。今回初めて、障害者と付添人を対象に一般公募し、400人を超える応募者の中から抽選で選ばれた325人と、札幌市内近郊の児童養護施設の子供ら約60人を招待しました。

 肢体不自由のある子供をいつか連れていきたいと思いつつ、会場の混雑を考えてあきらめていた母親は新聞で福祉席があることを知って応募。「ものすごい迫力と美しさに、家族で言葉も出ないほど感動しました。子どもも『すごかった。来ることができて良かった』とずっと言っていた」そうです。KDDIのスタッフたちが荷物を持って案内したり、歩きにくい娘さんのため、足元を照らして寄り添ったり、心遣いしてくれたことに感謝していました。

道新花火大会   道新花火大会の客席