札幌市以外の道内のひとり親家庭を対象にした奨学金運営委員会が12月21日、道母子寡婦福祉連合会(道母連)で開かれ、2018年度から一般公募方式に移行することを確認しました。
この奨学金は、当基金と北洋銀行が原資を提供し、道母連に選考や支給の事務を委託しています。本年度は、高校生253人に1人年間6万円の奨学金を給付しました。返済の必要はありません。
これまでは対象を母子会の会員に限定し、各市町村母子会の推薦を経て地区母連ごとに選考していました。しかし、全道179市町村のうち、102市町村で母子会が休会中である現状から、どこに住んでいても応募できるよう新年度から、ホームページや新聞で一般公募し、全道単位で選考することになりました。
この日は主に、家庭の経済状況や学業成績などの選考基準や、事務の流れについて話し合いました。
2018年度は4月上旬に北海道新聞や道母連のホームページに募集要項を掲載し、5月1日から6月20日まで申請を受け付けます。母子会会員は、加入する母子会経由で申請書を提出します。母子会に未加入の人は、ホームページから申請書を印刷し、道母連に直接提出します。問い合わせは、当基金☎011-210-5751へ。