道内の児童養護施設から奨学金の礼状をいただいた中で、来春、就職する高校生2人の手紙を一部紹介します。
「学校では、現場実習で企業へ向かい、食肉の検品や骨を取る仕事を体験させていただきました。とても楽しく、やりがいのある仕事に出合うことができ、来年度から働かせていただくことになりました。そのような中で温かいご支援をいただけますことは、とてもありがたく、卒業までの期間は、勉学に集中していきたいと思っております。今回の奨学金は、就職した後の生活費にあてたいと思っております」
「現場実習でお世話になった企業に4月から就職内定をいただきました。職場実習では、学校での事前学習や職場の方々から、あいさつや仕事に対する積極的な姿勢など、社会人として必要なスキルを学びました。部活動ではキャプテンとして与えられた役割を果たす責任感や、一つの目標を目指し仲間と協力することの大切さなどを学びました。現在、社会人として求めに応えられるか、不安は尽きないところです。今回、本奨学金の恩恵に預かりましたことは、私にとって大きな励みとなりました」