当基金の支援を受けて、今春、道内の児童養護施設や里親宅、ファミリーホームなどから進学する高校生24人からの合格通知が15日までにすべて届きました。
当基金は昨年秋に申請のあった24人全員への支援を決定し、合格通知の届いた順に初年度納付金の一部として総額550万円を贈りました。最高額は4年制大学に進む生徒への35万円です。学校種別では、専門学校2年制に14人、同3年制(看護、放射線科を含む)に3人、短大に1人、高等技術専門学院に1人、大学に5人進みます。
4年制大学に合格した男子は「志望大学に合格できましたことを報告します。これから4年間、多くのことを勉強して社会に貢献できるよう頑張りたいと思っていますので、ご支援をよろしくお願いします」と決意を手紙にしたためました。
2019年度は、規定の最高支給額50万円に近づけるよう、700万円を予算化しました。