北海道新聞社会福祉振興基金は2月19日の理事会と3月18日の評議員会で、新年度の事業計画と予算を承認しました。このホームページの「福祉基金について」に事業計画書と予算書を掲載しています。
2019年度(第55期)は、事業費の65%、4548万円を返済不用の給付型奨学金に充てます。前期より8%増やし、恵まれない子供たちへの支援を強化します。このうち、特別支援学校高等部の生徒への道新コスモス奨学金は前期より5人増の69人分、414万円を支出します。児童養護施設やファミリーホーム、里親家庭から進学する高校生への支援金も200万円増の700万円を計上しました。交通遺児への奨学金に使われる北海道交通遺児の会への助成も20万円増の100万円としました。
ひとり親家庭の高校生への奨学金は259人分の1554万円、工業高等専門学校生への道新ウェルネット奨学金は1080万円を計上しています。
「一般公募助成」と「小規模通所就労支援事業所器具備品購入等助成」は、名称をわかりやすくするため、それぞれ「福祉活動助成」「小規模就労支援助成」に変更します。両事業を合わせて「福祉公募助成」と呼び、合計1200万円を予算づけしました。