今年も歳末たすけあいの季節になりました。6日には曹洞宗札幌禅林青年会、7日には茶道裏千家淡交会札幌支部連合会が、恒例の寄付に訪れました。
札幌禅林青年会は、市内の45歳までの僧侶で構成され、18人が札幌の大通公園とJR札幌駅の間を托鉢しながら往復し、集まった浄財を届けました。托鉢の様子は、外国人の観光客からスマホで盛んに撮影されたそうです。
淡交会は市内4支部のうち第3、4支部の幹事長が持参しました。雪が降り、足元の悪い中、和服姿で来訪しました。会員の高齢化が進む中にあって、41回目の貴重な寄付になります。
歳末たすけあいの寄付は、北海道共同募金会に贈られます。各市町村で集め、それぞれの地域で使われる地域歳末たすけあいと、道新福祉基金とNHK道内放送局が中心の道民歳末たすけあいの2本立てです。道新福祉基金は毎年、歳末たすけあいに寄せられる寄付に拠出金を積み足して、共同募金会に贈っています。今年は500万円を贈る予定で、その半分は道内各地での札響福祉コンサートに、残りは福祉施設や里親宅などで暮らす児童へのお年玉などに配分されます。