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釧路の高田さんが、西日本豪雨に次いで、胆振東部地震にも

 釧路市の高田正夫さん(80 )は7月に西日本豪雨の被災地に道新福祉基金を通じて300万円を寄付したのに続き、胆振東部地震義援金にも200万円を寄付しました。

 高田さんは釧路市内の道東塩業に勤めていました。若いころから糖尿病を患いながらも、傘寿を迎えられたお祝いにと、妻道子さん(84)と米国旅行を計画しようとした矢先、西日本豪雨の被害が拡大しました。「少しでも助けになりたい」と、旅行費用を含めて寄付金に充てました。

 その後、10月に米国にオペラを鑑賞に行く予定でしたが、胆振東部地震の発生で取りやめ、代わりに東京でイタリアオペラ「椿姫」を見てきました。そこで浮いた費用を含めて、胆振東部地震の被災者に義援金を送りました。度重なる多額の義援金について、高田さんは「私たちだけが楽しみを享受してはいられない」と話していました。