11月27日、胆振東部地震と道内の福祉に寄付をした日本調理師連合会の小西伸雄理事=写真左=は「北海道料理についてまとめた本を料理人として出して皆さんに読んでもらいたい」と夢を語りました。
公益社団法人の日本調理師連合会(大阪)は、日本料理の会員で構成される日本最大級の調理師会です。道内の有名ホテルで和食の総料理長を歴任した小西さんは、「北海道はコメもなかなかとれず、ホタテ一つでも努力した。和食が世界的に注目される中、地方なりの料理で盛り上げていきたい。ニシンの伝統的料理も献立として残したいし、ジンギスカンも北海道独特の料理」と話しました。
一般社団法人の北海道日本料理庖秀会を小西さんらが設立して35年。北海道150年の節目でもあり、資料集めに余念がありません。