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「あんな近くで見たのは初めて。楽しかった」花火大会福祉席

今年も7月27日に札幌豊平川で開かれた道新・UHB花火大会に福祉観覧席を設け、障がいのある子どもたちや児童養護施設の入所者ら約400人を招待しました。

北海道新聞社と道新福祉基金がこの福祉席を特設し、KDDI北海道総支社が協賛しました。当日は、車いすの方も13人来場しました。昨年、一昨年と始まる前に雨が降ったのに比べ、今夏は日中から快晴で、適度に風も吹いて絶好の花火日和でした。

早速、感想文が届きました。12歳の男の子からは「あんなにちかくにはなびみてはじめてでした。きれいでした。たのしかったです」。母親からは「息子はで自閉症・知的障害があります。花火大会には10年以上前に連れて行ったことがありましたが、混雑や周囲の方への気遣いもあり、もう連れて行くことはないだろうと思っていました。道新の記事を見て福祉席ならばと応募しました。息子は当日をとても待ち遠しくしていました。福祉席でゆっくりと着席で観覧でき、迫力ある大きな花火が目の前で広がる様子をとても楽しんでいました。親子一緒に迫力ある大花火を堪能させていただき、夢のような時間を過ごさせていただきました」と、感謝の気持ちをつづったメールが届きました。

前列の親子

車いす6組ペア