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「奨学金の枠を増やしてほしい」正栄プロジェクト社長

 イーグルカップ第44回札幌オープンゴルフチャリティートーナメント大会名誉会長として8月23日に140万円の寄付を届けてくれた美山正広・正栄プロジェクト社長は「奨学金の枠を広げてほしい」と要望しました。

 美山さんは「ひとり親家庭と一般家庭の所得格差が大きすぎて、教育格差につながっているのが社会の最大の問題。この先を背負う人たちなので、なんとかしたい」と語りました=写真=。

 正栄プロジェクトは6月から奨学金返済支援制度を新設し、奨学金の返済分を会社が給与に上乗せしています。月額支給上限は2万円で、奨学金の完済か、勤続10年に達するまで、累計最大240万円まで支給します。ほかに、入学支援制度もあり、子どもの高校や高専、専修学校、短大の入学時に15万円、大学入学時に30万円を支給。ひとり親家庭には月額1万円を支給しています。

 道新福祉基金は本年度、寄付金を基にした事業費の59%を返済不要の奨学金に充てる予算を組んでいます。

2018イーグル美山さん