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修学旅行中の道外高校生が相次ぎ義援金

 修学旅行で道内を訪れている滋賀県立能登川高校の2年生108人と教職員が9月25日、胆振東部地震への義援金を当基金に寄付しました。26日にも三重県立津東高校の2年生314人と教職員の義援金が届けられました。

 能登川高校は地震を受けて、「物見遊山的な旅行をしてもいいか」という議論もありましたが、学習の糧にしたいと、予定通り3泊4日で来道し、釧路湿原など道東を中心に見てきました。教職員から募金の声が出て、生徒も賛同し、バスの中やホテルを募金箱が巡って、集まりました。2年生代表の森岡愁哉さん=写真左=と森野泰行教頭が届けました。

 津東高校は、地震発生の日が学園祭のオープニングで、20日後に迫った修学旅行に行けるか不安になったそうです。観光地でキャンセルなどの風評被害が出ていることも知り、予定通り、9月25日から2泊3日に富良野や札幌などで修学旅行を楽しみ、旅行用にもらった小遣いから募金しました。2年生代表の奥山太喜さんが届け=写真右=、「高校生としてできるだけの協力はしたつもりです」と話していました。

津東高校