神戸星城高校が道内を修学旅行中の10月18日、道新福祉基金に胆振東部地震への義援金を届けました。
2年生約400人と教員20人が10月15日から4泊5日の旅行中で、上川、十勝管内で旭山動物園や旭岳ロープウエイ、ラフティング、農業体験などを楽しんだ後、札幌での自由行動時間に立ち寄りました。
近藤直輝・学年主任によると、23年前の阪神淡路大地震の際に道内から心配して駆けつけてくれ、道内への修学旅行でも行く先々で歓迎してくれたお礼の気持ちと言います。生徒会が朝と昼休みに募金活動をして約10万円を集め、教員分も合わせて15万円になりました。
矢野朱夏生徒会長が義援金を手渡し=写真=、「北海道には毎年修学旅行に来ていて、先輩から楽しかったという思い出を聞いてきました。何かできないかと思いついたのが募金活動で、生徒たちが心よく応じてくれました。被害に遭って困っている人のために使ってほしい」と話していました。