千葉県木更津市にある拓殖大学紅陵高校の2年生が、修学旅行中の10月30日、道新福祉基金を訪れ、胆振東部地震への義援金8万4616円を届けました。
当初、地震翌日の9月7日に出発予定でしたが、受け入れ態勢が整わず、延期していました。昨年、北海道に修学旅行に来た3年生が募金活動を提案し、学校も賛同して、生徒が木更津駅前で10月15日から3日間展開し、集まった2万5335円に校内での募金を加えて持参しました。
2年生375人が2団に分かれ、第1団は10月28日から4泊5日で、富良野、旭川、札幌を訪れました。この日、2年1組の生徒たちが来訪し、代表の山中穂高さんと鈴木萌春さんが手渡しました=写真=。山中さんは「校内、校外から集めたお金です。復興に役立てて」、鈴木さんは「地震のあったことを感じさせない対応をしてくれました」と、道内の受け入れ先に感謝していました。